ローマ教皇、イースターの式典に車いすで参加 米副大統領と面会も
ローマ教皇、イースターの式典に車いすで参加 米副大統領と面会も
キリスト教の復活祭(イースター)だった20日、カトリック教会のローマ教皇フランシスコが、聖ペトロ大聖堂で行われた式典に参加した。
呼吸器疾患から肺炎をわずらい、2月から5週間にわたり入院していた教皇は今回、復活祭にまつわる式典の多くを枢機卿などの高官に委任した。
教皇が車いすに乗って聖ペトロ広場前のバルコニーに現れると、集まった数万人の信者が拍手と歓声で出迎えた。
ローマ教皇庁(ヴァチカン)は、教皇がこの日、アメリカのJ・D・ヴァンス副大統領と私的な短い会見を持ったと発表した。
教皇はかねて、トランプ米政権の移民政策などを批判しており、ヴァンス副大統領と面会するかどうか、さまざまな憶測が流れていた。
ルーパート・ウィングフィールド=ヘイズ特派員が報告する。